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プログラムprogram

第7回 日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会

改訂日:11月7日

■会場別(A~F会場) タイムテーブル(10/30 改訂版)

Ⅰメインテーマ

 地域医療を拓く総合診療が始まる!
 ~地域を支える新しい医療の潮流~


Ⅱ 特別講演  
A会場 シンフォニアⅠ(09:00~10:30)
1)「UncommonでCommonを極める -Unco知新をドクターG式カンファで共有しよう- 」
    座長:大平善之(大会長)
    演者:生坂政臣(千葉大学医学部附属病院総合診療科 教授)
(内容紹介)
-Unco知新-温故知新をもじった標語であるが、ウンコ知新ではない。
Uncommon diseaseを診ることでCommon diseaseの新たな面が見えてくる。
今回はドクターG形式のカンファで、この体験を共有したい。

A会場 シンフォニアⅠ(11:10~12:10)
(2)
「生物・心理・社会モデルと地域保健と社会疫学」
    座長:岡田唯男(鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 院長 千葉県支部副代表 学会理事)
    演者:近藤克則(千葉大学予防医学センター 教授)
( 内容紹介)
 本講演では、プライマリ・ケア/総合診療が依って立つ生物・心理・社会モデルと地域保健の視点の重要性を、社会疫学のエビデンスを元に考え、「社会的処方」について紹介する。
 私の臨床医としての原点は、プライマリ・ケアであった。生物・医学的側面に偏重せず、心理・社会的側面も取り込んだ生物・心理・社会モデル、そして診察室内だけでなく地域で健康や医療を考える理論モデルと実践の正しさへの確信は得られた。が、エピソードや症例、マニュアルでは表現できても、数字で表現できないもどかしさもあった。
14年間の臨床医生活から研究者に身を転じ、やがて出会ったのが社会疫学であった。そこには、心理・社会要因と地域環境が健康にいかに重要かを数字で示せる快感があった。
 社会集団間や地域間で2倍以上の健康格差は珍しくない。その背景には、社会経済的要因やそれに起因する心理的ストレス、そして地域環境要因がある。だから日本プライマリ・ケア連合学会が「健康格差に対する見解と行動指針」を策定した。地域間格差を生み出す要因を地域診断し、それを変えるような地域介入を実践し、効果評価をしてみると、要介護認定率が半減する予想以上に大きな効果が出て驚いた。今では、健康を捉える理論(仮説)モデルを超えて、効果が一部実証され、期待できる対策(処方)が見えてきている。イギリスのGP達が取り組む「社会的処方」も含め、「健康格差社会への処方箋」(医学書院、2017)を紹介したい。


Ⅲ 教育講演
A会場 シンフォニアⅠ(13:40~14:40)
(1)
「痛みの診かた・考えかた~症例を中心に」
     座長:大平善之(大会長)
     演者:太田光泰(横浜市大総合診療科 教授)
(内容紹介)
 日頃の診療で「痛み」を主訴に受診する患者はたいへん多い。しかし、その訴えは曖昧で、診断に苦慮することも多い。したがって「痛み」に対する診断推論法を学ぶことは、日常診療を効率的に進める上で極めて重要であると考える。
 「痛み」の診断推論の基本は、痛みを病態生理学的に分類し、解剖学的に絞り込むことである。「痛み」は原因疾患からの情報伝達である「侵害受容性疼痛」と情報伝達器官そのものである神経の障害による「神経痛」、そこにあたかも疾患が存在するかのごとく脳が解釈してしまう「心因性疼痛」の3つに分類すると理解しやすい。さらに「侵害受容性疼痛」は「内臓痛」「体性痛」に分類され、それぞれ、illnessを生じていることに警笛をならす「関連痛」が存在する。内臓痛は部位の限局が見られないが、体性痛と関連痛は部位が特定されることが多いのが特徴であり、さらに関連痛ではデルマトームの理解があれば原因臓器と離れた場所に痛みが出現することについても容易に理解できるであろう。
 こうした痛みの特徴にさらに「突然」「急性」「慢性」「発作性」といった発症機転や「増悪」「横ばい」「改善」といった病状の経過などの時間的要素を組み合わせることにより、痛みを総論的に診断することが可能である。また、患者の言語化されない病歴、すなわち特定の受療行動を確認、分析することにより、病態の発症機転や経過を推定することも可能である。
 これらの点をふまえて、医学書と称した”cook book”とお別れできるよう、「痛み」の診断方略についてお話ししたい。

A会場 シンフォニアⅠ(15:20~16:50)
(2)
「症例から学ぶ家庭医療・総合診療」
  <講師>
   岡田唯男(鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 院長 千葉県支部副代表 学会理事)
   藤沼康樹(医療福祉生協連家庭医療学開発センター)
(内容紹介)
 本邦でも家庭医療・総合診療の理論を学ぶ機会は増えてきていますが、実際の現場でどう活かしていくか、どのように教えていくかが重要です。歴史のある研修プログラムでは、外来プリセプティング、ポートフォリオなどで事例を通して、実践的で広がりのある指導が日々行われています。
 今回は、プライマリ・ケア連合学会でも名前を冠したプロジェクトチームを持つ、CFMDの藤沼康樹先生、KFCTの岡田唯男先生という2人の知の巨人に、専攻医が提示した事例をもとに縦横無尽に語って頂きます。
どんな内容になるかは、まったく未知数。統合的ケア・行動変容・プロフェッショナリズム・コミュニケーション・生涯学習や地域への介入など、1人の患者から始まるジャズのようなディスカッションを提供いたします。
 「家庭医療の理論を学んでみたもののしっくりこない。」
 「どのように専攻医を教えたらよいかわからない」
 「有名プログラムの指導をみてみたい」
 「さらに家庭医療の研鑽を深めたい」
そんな医学生・研修医・指導医の皆様にとって、明日の診療への気づきが得られることを願います。


Ⅳ 大会長講演
 A会場 シンフォニアⅠ(10:40~11:10)
 「プライマリ・ケアにおける総合診療専⾨医のあり⽅」
  座長:上原孝紀(千葉大学病院 総合診療科 講師)

  演者:大平善之(国際医療福祉大学医学部総合診療医学 主任教授)

Ⅴ シンポジウム
B会場 シンフォニアⅡ(09:00~10:30)
(1)「プライマリ・ケアの今までとこれから」(千葉県プライマリ・ケア研究会との合同シンポジウム)
 <座長>
  和座一弘(日本プライマリ・ケア連合学会千葉県支部 副代表) 
 <パネリスト>
  創世期 高木恒雄(前千葉プライマリ・ケア研究会 代表世話人) 
  熟成期 石橋幸滋(実地医家のための会代表世話人・東久留米市医師会長)         
  家庭医専門医・指導医 岩間秀幸(亀田家庭医総合診療専門医プログラムディレクタ)
  研修医 伊豆倉遥(亀田家庭総合診療専門医プログラム 研修医) 
(内容紹介)
 超高齢化社会へ到来、少子化の波のなかで、世代間を包含して、治療のみではなく、予防や生活習慣にまで、診療の幅を広げた活動を実施するプライマリ・ケアの必要性が社会全体で、認識されるようになってきた。
 このような状況の中で、プライマリ・ケアが持つ全人医学的なアプローチや多職種連携のスピリットを、千葉プライマリ・ケア研究会等の先人たちの汗・情熱を通じて、若手医師に伝え、語り継ぐことは、何よりも必要なことである。今回の本企画(シンポジウム)では、この議論を基に、プライマリ・ケアのあるべき将来を共に語り探っていきたいと思う。
 シンポジストとしては、先ず、千葉県プライマリ・ケア研究会(千葉PC研究会)から創世期の世代として、千葉PC研究会代表世話人の高木恒雄先生、学会・医師会で指導的に活躍していただいている世代としては、実地医家の為の会代表世話人で、へき地医療・地域医療に精通して、ご活躍中の石橋先生に登壇していただく。また、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医専門医として先進的にプログラム開発を実施している世代としては、岩間秀幸先生、若手研修医の世代としては、伊豆倉先生にシンポジストとして、議論を深めていただければ考えている。これらの4つの世代間で、今後のプライマリ・ケアの問題点・課題を明らかにする中で、目指すべき将来像を描くことが出来ればと願っている。フロアからも、多職種の皆様から幅広くご意見を頂き、多角的な視野で議論出来ればと願っている。 

B会場 シンフォニアⅡ(10:40~12:10)
(2)「地域を耕す総合医」・・・地域で求められる総合診療医の展望と課題

 <座長>
  川越正平 (あおぞら診療所 院長)
 <パネリスト>
  石川広己 (日本医師会 常任理事(医療政策担当))
  松岡かおり(いけだ病院 院長 千葉県医師会 理事)
  和座一弘 (千葉県医師会議長 前松戸市医師会 会長)
  松井善典 (日本PC連合学会家庭医療専門医.・指導医)   
 <指定発言>
  中村 信 (千葉県内科医会 会長)
(内容紹介)
  少子・高齢化の社会変化のなかで、医学的治療から生活の質への対応までも視野に入れた幅広い診療領域を持つ総合医が注目されている。特に、今年からは、総合診療医は、第19番目の基本的領域の専門医として認定された。今回の企画では、医師会活動を含めた地域医療の展開の中で、総合医が果たす役割について、多職種連携を視野に入れながら、多角的に議論出来ればと考えている。
 県医師会からは、松岡理事、日本医師会は、石川常任理事のご登壇を頂き、各々の独自の立場から、地域医療に如何に効果的にアプローチするのかの論点を深めたい。地区医師会からは、和座前松戸市医師会長が、松戸医師会のまちづくりの実践を総合医の立場も交えて報告する。総合診療医にとって、医師会が果たす役割特に、地区医師会、県医師会、日本医師会の連携や、この3医師会と、多職種集団との連携、医師会会員の関係性構築など、幅広く議論したい。
 また、総合診療医の独自の立場からも、地域医療を展開していくなかで、医師会活動を含めて地域を耕す観点から、課題や展望をご指摘頂き、更には、指定発言としては、一般内科医からの総合医・医師会への期待や課題をご提示頂ければと考えている。

B会場 シンフォニアⅡ(15:20~17:20)
(3)「総合診療専門医プログラムが開始して半年経った今 ~現状、問題点、今後の課題から見えてくるもの~」

 新専門医制度スタートから約半年経過した時点での現状、問題点、今後の課題などについて指導医と専攻医がシンポジウム
 <座長>
  金井貴夫(東千葉メディカルセンター 総合診療科)
  上原孝紀(千葉大学総合診療科)
 <パネリスト>
  上原孝紀(千葉大学)
  鈴木 諭(利根中央病院)
  松岡角英(南浜診療所)
  石塚晃介(千葉大学専攻医)
  久保伸貴(亀田ファミリークリニック館山 家庭医療科専攻医)
 <指定発言>
  横谷省治(筑波大学医学医療系 地域総合診療医学)
(内容紹介)
 新専門医制度スタートから約半年経過した時点での現状、問題点、今後の課題について、シンポジストの指導医と専攻医がそれぞれの立場で発言する。さらに、日本プライマリ・ケア連合学会の専門医研修プログラム運営・FD委員会の委員長である横谷省治先生から学会の立場からの発言・コメントをいただき、総合討論ではシンポジストが忌憚ない意見を出し合って議論する。

Ⅵ 拡大ワークショップ
C会場 シンフォニアⅢ(09:00~10:30)

医師と看護師が乗り越えるべきコミュニケーション上のクリテイカルポイント
<講師>
 酒井郁子
 藤沼康樹
 杉本なおみ
 大西弘高 他
(内容紹介)
 医師と看護師は、互いのタスクを達成するために互いの仕事を補完しあうパートナーです。しかし、現場で医師と看護師がうまくコミュニケーションをとりつつ患者中心の治療ケアを展開するためには、乗り越えなくてはならないいくつかのポイントがあります。
医師は医師の立場から看護師に期待することがあり、看護師は看護師の立場で医師に期待することがあります。しかし、そのことを本音で話してコミュニケーションを改善しようとすることは必ずしもうまくいくとは限りません。
 それはなぜなのでしょうか?どうしたらプロフェッショナルとしてのリスペクトを持ちつつ有効なコミュニケーションをとることができるのでしょうか。
 本ワークショップでは、永遠の課題である、医師看護師関係の本質を考えるために以下のようなレクチャーとロールプレイを行います。そして会場の皆さまと「あしたの医師看護師の協働」を改善するためのデイスカッションを行いたいと考えています。
 本ワークショップで行うロールプレイは、実際の調査と医師看護師関係改善のための教育プログラムトライアルの結果をもとに開発しました。全国の医療施設で生じている医師看護師間のコミュニケーション上の結び目を解きほぐし、よりよい協働を目指す話し合いができることを期待します。
 レクチャー1 医師看護師の協働を阻害する要因 酒井郁子
 レクチャー2 医師に特有の思考過程と前提となる価値 藤沼康樹
 レクチャー3 看護師に特有の思考過程と前提となる価値 井出成美

代表的な3つのクリテイカルポイントをめぐるロールプレイとデブリーフィング
 ロールプレイ1 「当直医への電話」
 ロールプレイ2 「痛みを訴える患者」
 ロールプレイ3 「患者の気持ち」

参加者とのデイスカッション

C会場 シンフォニアⅢ(10:40~12:10)
非がんのエンドオブライフ
企画&総合司会&ファシリテーター:
 荻野美恵子(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター 教授)
 三浦靖彦 (東京慈恵会医科大学附属柏病院 総合診療部)
<講師>
 平原佐斗司(東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所)

(内容紹介) 
今後の日本の状況を考えると、プライマリケア医にとって、非がんの緩和ケアは必須となります。
そこで、本セッションの目的は
 ・非がんのエンドオフライフの特徴を理解/把握する
 ・2040年問題に向けてプライマリケア医ができることを具体に考える
としました。単に講師が講演をするだけでなく、参加者一人一人が何が出来るかを考える機会にしたいと思います。
 一人で考え付くことには限りあります。他の人の考えやアイディアをきき、さらに自分のすべきことがインスパイア―/ブラッシュアップされると思います。短い時間ではありますが、ただ、理想論を追い求めるのではなく、それぞれの臨床に持ち帰ってできることを考える場にできたらと思っています。
 また、この分野に長いこと取り組んでこられた平原先生をお迎えして、皆様が話し合われた内容についてレクチャーをお願いしています。平原先生が取り組んでこられた具体的な例もご紹介いただけると思います。皆さんと思いを共有出来たらうれしいです。

タイムスケジュール
10:40~10:45 オリエンテーション
10:45~11:00 スモールグループディスカッションSGD1&発表
       「非がんのエンドオブライフの特徴はなにか」
11:00~11:25 今後の日本の状況をふまえ非がんのエンドオブライフの特徴を解説
        平原佐斗司(東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所)
11:25~11:40 SGD2:「非がんの終末期が増加する日本においてプライマリ・ケア医ができることを
        具体的に考えてみよう」
11:40~11:55 発表&ディスカッション
11:55~12:05 プライマリ・ケア医に期待される非がんのエンドオブライフ自らの経験も紹介し、レクチャー
        平原佐斗司(東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所)
12:05~12:10 まとめ


Ⅶ ワークショップ
D会場 コンチェルトⅠ(10:40~12:10)
WS① エキスパートから学ぶ!ポートフォリオ作成から指導までの秘訣

 All関東甲信越ブロックスペシャル
 <企画>
  鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療科)(企画代表)
  濱井彩乃 (安房地域医療センター 総合診療科)
  杉谷真季 (桜新町アーバンクリニック)
  久保田希 (亀田ファミリークリニック館山)
  村山 愛 (横芝光町立東陽病院)
  富田詩織 (聖路加国際病院 一般内科(総合診療科専門研修プログラム))
 <講師>
  大西弘高  (東京大学大学院医学系研究科 医学教育国際研究センター)
  藤沼康樹  (医療福祉生協連家庭医療学開発センター)
  尾藤誠司  (国立病院機構 東京医療センター 総合内科)
  濱井彩乃  (安房地域医療センター 総合診療科 )
  小曽根早知子(筑波大学医学医療系 地域総合診療医学 )
  矢吹 拓 (栃木医療センター 内科)
  高柳 亮 (前橋協立診療所)
  大塚貴博 (明戸大塚医院)
  高橋 毅 (今泉記念館ゆきあかり診療所)
  鄭 真徳 (佐久総合病院)
  志村直子 (甲府共立病院)
(内容紹介)
 関東甲信越ブロックを代表する卓越した講師陣でお届けするポートフォリオ作成・指導企画です。 ポートフォリオは総合診療・家庭医療専門医に求められる臨床能力を示す成果物ですが、多くのプログラムの専攻医・指導医の先生方は“何となく手探りのまま”ポートフォリオの作成、ないしその指導にあたらざるを得ないのが現状ではないでしょうか。そのような現状に対して、今回のワークショップでは、関東甲信越ブロックのエキスパートとポートフォリオ作成について学びを深めます。具体的には、受講者(希望制)が事前に準備したポートフォリオ(領域の指定はありません)を持参頂き、指導経験豊かな講師とスモールグループで実際にポートフォリオ作成指導を受け、優れたポートフォリオとは何なのかということを学びます。
 また、ポートフォリオ指導について悩まれている指導医も、普段の疑問を解決に繋げて頂ければと思います。関東甲信越ブロックを代表する卓越した指導医達から、ポートフォリオ作成指導の秘訣を直に体験してみませんか? 是非奮ってご参加ください。

*持参ポートフォリオ指導を希望の専攻医に、以下のURLからご入力お願いします。
 募集方法を改めてご連絡します。
 https://goo.gl/forms/7dsBeeuT1TxyHhjQ2
 **ポートフォリオ指導の見学のみの参加も可能です。

D会場 コンチェルトⅠ(12:30~15:10)
WS② 超音波セッション(ハンズオン含む)
 WS② -1「ゼロから始めるファッシアリリース講座」
 WS② -2「全身を診るプライマリ・ケア医師のためのほんとに初歩のエコー講座」


<主企画者>
 松永平太(松永醫院)
<講師>
 古谷 聡(山梨市立牧丘病院)
 髙田知史(亀田総合病院 整形外科)
 上松東宏(亀田ファミリークリニック館山)
 岡田 悠(亀田ファミリークリニック館山)
 宮本侑達(亀田ファミリークリニック館山)
 伊豆倉遥(安房地域医療センター 総合診療科)
 山木良輔(亀田総合病院 卒後研修センター)

(内容紹介)
 エコーは侵襲がなく有用な検査機器であるが、まだ聴診器ほど普及していない。またグローブやめがねほど身近で使われてはいない。さいわい日本は、専門家がきちんと使用する欧米の環境よりも「誰でもどこでもエコー」の環境が整っている(らしい)。しかも近年は「ファシアリリース(旧 筋膜リリース)」花盛りで、運動器エコーにも注目が集まっている。しかし、案外すべてのプライマリ・ケア医が同じようにエコーを使っていくかといえばそうでもない。実はなかに「スキル系そもそも苦手」とか「エコーはあてるのが簡単だが、よく所見がわかったり、それを表現するのが難しい」という理由で、触らない方も相当数いそうである。「手元(診察室)にエコーがないので使えない」という方もけっこういそう。そこで、今回のセミナーでは
  1)「ファシアリリース」という言葉を聞いているが、その最初の一歩を踏み出したい。という方や
  2)「全身なんでもエコー」というけど実際どんな風に使うのか知りたい試したい。
という方のためのセッションを用意しました。

WS②-1「ゼロから始めるファシアリリース講座」1時間
房総半島のさきっちょのもと何科の先生かしらない松永平太先生が、日ごろの臨床でトライしているファシアリリースの紹介を経て、「ファシアリリース最初の一歩」をわずかに指南します。
WS②-2「全身を診るプライマリケア医師のためのほんとに初歩のエコー講座」
「全身にエコーってどんななの?」というのを古屋がごくごくいつもの調子でデモさせていただきます。そして後半は、みなさまにちょっとだけプローブを握ってもらって「自分の見たいところ」にあてていただき、その有用性をあらためて体感してもらいたいと思います。アカデミックな討議の息抜きにどうぞおいでください。

B会場 シンフォニアⅡ(13:40~15:10)
WS③ 動脈硬化御三家!
   ~エビデンスに基づいているけれどシンプルで分かりやすい一歩上の高血圧・糖尿病・脂質異常症診療

  南郷栄秀(東京北医療センター総合診療科)
(内容紹介)
 プライマリ・ケア領域では避けられない高血圧,糖尿病,脂質異常症診療をきちんと学ぶ機会は少なく,どうすればいいかわからぬまま,何となく場当たり的に診療している人も多いのではないでしょうか.でも,非専門医にはどうせ質の低い診療しかできない,なんて言われると悔しいですよね.プライマリ・ケア医だからこそ,エビデンスに基づいた上で患者一人ひとりの状況に合わせた,より質の高い診療を目指したいです.
 このセッションでは,羊土社Gノート別冊「動脈硬化御三家」内容から,動脈硬化性疾患の診療の仕方を,時間の許す限りクイズ形式で伝授します!

C会場 シンフォニアⅢ(13:40~15:10)
WS④ ポリファーマシーを一歩先へ ~多職種連携が問題解決の一歩~

 <講師
  矢吹 拓(国立病院機構栃木医療センター)
  青島周一(中野病院薬剤師)
(内容紹介)
 ポリファーマシーという言葉が少しずつ市民権を得ており、多くの医療者がその課題を認識するようになってきていると思います。ポリファーマシー自体は非常によくある状態ですが、一方でその原因や状態には多様性と複雑性が伴い、非常に個別性の高い問題であると言えます。近年では薬剤師の積極的な処方解析や処方提案が再入院予防などの一定の効果があることも報告され、入院診療だけでなく外来診療においても問題解決には多職種連携が鍵になると思います。当日は、ポリファーマシーの概要を確認しつつ、ポリファーマシー介入における多職種連携の具体案や障壁について一緒に考える時間を持てればと思っています。皆様のご参加をお待ちしています。

C会場 シンフォニアⅢ(15:20~16:50)
WS⑤ アドバンス・ケア・プランニング再考 〜「自分ごと」と「他人ごと」の狭間で価値観を考える〜

 <講師>
  大川 薫(亀田総合病院 在宅診療科)
  吉澤瑛子(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
  蔵本浩一(亀田総合病院 疼痛・緩和ケア科)
  原澤慶太郎(はなクリニック)
(内容紹介)
 「人生の最終段階における医療に関する指針」には、本年度改定で新たにアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が追加された。 しかし、ACPは診療セッティングによっては、事前指示書などの書類作成をゴールとしたプロセスに矮小化されたり、“非自発的同意”を誘導することにもなりうる側面がある。また、ACPもACCCA(近接性,包括性,協調性,継続性,責任性)を理念とするプライマリ・ケアに包摂される意思決定支援の一部分といえる。よって、多様な価値観やその「ゆらぎ」を織り込んだ継続的な関係性からディセンサスを探るプロセスには変わりがない。
 これまでコミュニティーへのACP啓発活動を重ねてきたが、医療者側の価値観が投映されるACPであるからこそ、「自分ごと」として自身の価値観に向き合ってみることも有用であると感じている。このワークショップでは、人生の最終段階で重要と思われる価値観について書かれたカード「もしバナゲームTM」を用いたゲームを体験しながら、アドバンス・ケア・プランニングを再考したい。https://www.i-acp.org/game.htmll

D会場 コンチェルトⅠ(15:20~16:50)
WS⑥「ジェネラリストから学ぶ! プライマリ・ケアで役立つ身体診察」

 <講師>
  鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  森川 暢 (東京城東病院 総合診療科)
  原田 拓 (昭和大学病院 総合診療センター)
  飯野貴明 (千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  横川大樹 (千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  樋口裕恭 (昭和大学病院 総合診療科)
  和田晃宜 (東京城東病院 総合診療科)
(内容紹介)
 身体診察は、診療のセッティングに関わらず実施することができる技能です。特にプライマリ・ケアの現場では時間と検査リソースなど医療資源に制約が大きいため、身体診察が診断や治療効果の重要な判断材料になります。身体診察に関する成書は数多くありますが、文章と写真では得られる情報量が限られており、「自分の手技は正しくできているのだろうか?」と疑問を持ちの方も多いかと思います。今回のワークショップでは、独学では学び難いけれども、プライマリ・ケアの現場で役立つ身体診察をテーマに扱います。扱うトピックとしては、以下を予定しています。
 ・心不全の評価(頸静脈圧、心音など)
 ・良性発作性頭位変換性めまい症(BPPV)の診断と治療 (Dix-Hallpike test、Epley法など)
 ・肩関節の評価(Apley scratch test、Hawkins’ test、Neer’s testなど)
 身体診察の指導について悩まれている指導医も、普段の疑問を解決に繋げて頂ければと思います。また、身体診察を学びたいコメディカルの皆様もお気軽にご参加頂けるセッションです。奮ってご参加ください。


Ⅷ「ランチョンセミナー
A会場 シンフォニアⅠ(12:30~13:30) B会場 シンフォニアⅡ(12:30~13:30)
 ランチョンセミナー(1)
 会場:シンフォニアⅠ(A会場)
 「日常診療に役立つ漢方処方」―メンタル領域の漢方―
 座長:松岡角英
 演者:喜多敏明(辻中病院 柏の葉漢方未病治療センター長)
 共催:株式会社ツムラ
 ※A会場受付にて整理券(無料)を先着順に配布いたします。
(内容)漢方は心身一如の医学であり、精神症状と身体症状を分けることなく、包括的に捉えながら診断・治療できるところに最大の特徴がある。日常診療(プライマリケア)では、心理社会的ストレスの影響を考慮しなければ対処できない症例が増えており、漢方医学的な心身一如の診断・治療アプローチが役に立つ場面が少なくない。
 そこで本セミナーでは、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、更年期障害、頭痛、めまい、不安、抑うつなどに適応となる漢方処方を例にしながら、漢方医学独自のアプローチについて具体的に紹介する。


ランチョンセミナー(2)
 
会場:シンフォニアⅡ(B会場)
 実践生活期リハビリテーション講座
座長:水間正澄(医療法人社団輝生会 理事長)
演者:堀見洋継(医療法人社団輝生会 成城リハケア病院 院長)
共催:セコム医療システム株式会社

(内容)「はじめに、生活期のリハビリテーションの適応範囲を概観し、生活期においてどのようなリハビリテーションサービスが利用できるのかを整理してお伝えします。次に、生活期におけるリハビリテーションがより重要性を発揮する疾病を取り上げ、疾病ごとにどのようにリハサービスを組み合わせの例をお伝えします。最後に、実際の症例を提示し、リハビリテーションによってどのような成果が期待できるのかを共有します。」
※当日ランチョンセミナー受付にて整理券(無料)を先着順に配布いたします。

 ※B会場受付にて整理券(無料)を先着順に配布いたします。



Ⅸ「キャリアCafé mini in千葉 2018
F会場 ファンタジア(12:30~13:30)


主 催:ダイバシティ推進委員会(旧男女共同参画委員会),
共 催:日本医師会
時 間:12:30~13:30
会 場:3階 F会場 ファンタジア
内 容:お茶、スイーツを食べながらホストを囲んで知りたいこといっぱい聴いたり、
    日ごろの悩みなど語りあいましょう!お昼ご飯持参でお集まりください。
参加資格:どなたでも.
参加費:無料

ホスト:藤沼康樹、森屋淳子、柳直樹/柴田淑子、吉田絵理子、岩間秀幸ほか
実行委員:西村真紀、森屋淳子、坂口眞弓、小見川香代子、岩間秀幸、吉田絵理子
※詳細はダイバシティ推進委員会HP:https://www.primarycare-wlb.com


Ⅹ 指導医講習会(学会本部主催:家庭医療専門研修指導の経験者向け)

F会場 ファンタジア(09:00~12:00)
(内容紹介)
「ビデオレビューを用いた生物心理社会モデルの指導」
生物心理社会モデルのレクチャーの実施方法やどう教えるかについてのグループワーク(3時間)。

「指導医講習会」の申し込みは下記よりお願いします。

   2018年度 指導医養成講習会
   関東甲信越ブロック支部会員限定:
   定 員:70名
   受講料:5,000円(事前振込、
地方会参加費とは別納です
   千葉<限定なし>指導医養成講習会 参加申し込みフォーム

 
■単位取得について
 専門医・認定医更新のための単位・・・・・5単位
 プライマリ・ケア認定薬剤師の認定単位・・4単位
 日本医師会生涯教育単位
  シンポ 2「地域を耕す総合医」 B会場(10:40~12:10)
   カリキュラムコード:10, 12, 13
  WS ③ 「動脈硬化御三家!」 B会場(13:40~14:40)
    カリキュラムコード:74, 75, 76
  WS ⑥「ジェネラリストから学ぶ!身体診察」 D会場(15:20~16:50)
    カリキュラムコード:31, 45, 61

Ⅺ ポスターセッション
E会場 コンチェルトⅡ
 
1) ポスター掲示会場は、E会場 コンチェルトⅡ です。
2) ポスターの貼付けは、当日の09:00~10:00までに行ってください。
3) 地方会事務局では以下のものをご用意します。
 ・掲示ポスターボード:1題ごとにポスターボードを1台を用意します。
  ポスターボードは、高さ210cm(ポスター貼付面 90cm幅×190cm高)です。
 ・演題番号:ポスターボードの左上部に、演題番号を取付け表示します。
 ・画鋲・両面テープ:ポスターを貼り付けるための画鋲・両面テープをご用意します。
4-1)
ポスターサイズは、最大 90cm横幅 × 190cm縦幅まで。
   ポスターフォームは、文字サイズ、フォントの種類、図表、写真等の枚数は特に定めません。
   必ず指定したサイズ内に収まるように作成してください。
4-2)
演題タイトル板(演題名・筆頭者氏名・共同演者名・所属)20cm×70cmをご用意ください。
5) ポスター閲覧は、10:00~13:40。
6) ポスター発表は、13:40~14:20を予定しています。
  発表時間は、発表=5分、質疑=3分の計 8分です。発表の10分前にはポスター前にて待機してください。
7) ポスター撤去は、発表当日の16:50~となっております。
  撤去時間を過ぎても掲示してあるポスターは、地方会事務局で撤去処分いたしますので予めご了承ください。

演題タイトル板のイメージ(発表者が用意してください)
       

ポスター 発表用ポスターボードのイメージ(事務局にて、設置いたします)
   

 1) ポスター掲示(09:00~10:00)
 2) ポスター閲覧(10:00~13:40)
 3) ポスター発表(13:40~14:20)

研究 1
座長:池原泰彦 豊見城中央病院内科 総合内科
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   時間  演題名
P01 13:40 非アメーバ性肝膿瘍の症状・所見に関する検討
       筆頭発表者:伊東 完
P02 13:48 CGMのWavelet解析によるインスリン注射時刻の推定
       筆頭発表者:三澤晴雄
P03 13:56 プライマリ・ケア外来におけるAdvance Care Planning聞き取り状況についての報告
       筆頭発表者:河田祥吾
P04 14:04 独居は禁煙失敗のリスク因子になり得る:過去起点コホート研究
       筆頭発表者:小島淳平
P05 14:12 当院の救急外来における児童虐待対応の現況と課題
       筆頭発表者:上村和清

研究 2
座長:野田和敬 千葉大学大学院医学研究院診断推論学/総合診療科 助教
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   時間  演題名
P06 13:40 臨床研修医が求める理想の指導医像
       筆頭発表者:井津井康浩
P07 13:48 ポリファーマシーは残薬に影響する―当院で行った残薬調査の研究―
       筆頭発表者:民部貴士
P08 13:56 矢追インパクト療法による姿勢の矯正
       筆頭発表者:山脇 昂

症例報告 1
座長:鈴木慎吾 千葉中央メディカルセンター 内科
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   時間  演題名
P09 13:40 高Ca血症が食欲不振の原因と考えられた、高齢者の原発性副甲状腺機能亢進症の2例
       筆頭発表者:大関明樹
P10 13:48 間質性肺炎を単独発症した抗ARS抗体症候群の一例
       筆頭発表者:板垣健介
P11 13:56 胸痛患者をpericardial fat necrosisと診断した一例
       筆頭発表者:上田篤志
P12 14:04 突然の後頚部痛で発症した神経学的異常所見を伴わない頚部硬膜外血腫
       筆頭発表者:海老澤由香
P13 14:12 プロトンポンプ阻害薬による薬剤性無顆粒球症の一例
       筆頭発表者:渡邉健太
P14 14:20 胸部痛を主訴に来院した患者において胸部Xpの重要性を再認識した一例
       筆頭発表者:平井祐士

症例報告2
座長:北 嘉昭 国際医療福祉大学医学部総合診療医学 教授
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   時間  演題名
P15 13:40 土用の丑の日に喫食した鰻ひつまぶしが原因と考えられたEdwardsiella tarda菌血症の1例
       筆頭発表者:古橋柚莉
P16 13:48 重症心身障害者がイレウスを発症し死亡に至った一例
       筆頭発表者:森田裕子
P17 13:56 全身ステロイド投与中にIgG4の再上昇と顎下腺腫大が認められたため,アザチオプリンを追加し
       治療した自己免疫性膵炎の1例
       筆頭発表者:玉井恒憲
P18 14:04 突然のPregabalinの自己中断による離脱症候群の一例
       筆頭発表者:水木真純
P19 14:12 腹腔鏡下内視鏡的胃瘻造設術を施行した三例
       筆頭発表者:久保田亮人
P20 14:20 救急患者の診察を振り返ることで、診療に対する意思決定プロセスを省察・改良した一例
       筆頭発表者:前橋美歌

症例報告 3
座長:池原泰彦 豊見城中央病院 総合内科
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   時間  演題名
P21 14:04 病院での精査を希望しない食事摂取量低下の患者に対して、倫理的課題を意識しながらチームで
       関わった例
       筆頭発表者:山本理子
P22 14:12 緩徐進行1型糖尿病を合併した両側変形性股関節症に対して多職種による治療介入が効果的だった1例
       筆頭発表者:島﨑幹夫
P23 14:20 患者家族の求める理想の治療と現実的治療の解離に関して調整に苦慮した一例
       筆頭発表者:土屋尚人

活動報告1
座長:塚本知子 千葉大学大学院医学研究院診断推論学/総合診療科 特任助教
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   時間  演題名
P24 13:40 地域基盤型専門職連携緩和ケア研修における卒前卒後の変化
       筆頭発表者:神山雄基
P25 13:48 歯科研修医が救急外来での研修を行うことの意義について
       筆頭発表者:井上愛里彩
P26 13:56 医学生が看取りの現場を経験して感じたこと~在宅と病院を比較して
       筆頭発表者:太田由衣
P27 14:04 卓上ゲームで学べる家庭医療学 ~TRPGを用いた、実践的な家庭医療学習方法の報告~
       筆頭発表者:佐藤順紀
P28 14:12 専門医療を求められる時代において総合診療科へ転科した経緯と現状
       筆頭発表者:飯村研二

活動報告 2
座長:下 正宗  東葛病院 臨床病理科
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   時間  演題名
P29 13:40 救急救命士との共同実験~現場と車内での胸骨圧迫の差異に関して~
       筆頭発表者:齋藤 悠
P30 13:48 急激な両側声帯麻痺を来した症例を通して病診連携を深めることができた一例
       筆頭発表者:角 泰人
P31 13:56 PHQ-9(日本語版)を活用した薬局における薬剤師の取り組み
       筆頭発表者:小宮賢一
P32 14:04 在宅臨時往診に見る当法人「24時間365日連携」の取り組みの調査
       筆頭発表者:山田 智
P33 14:12 当院における在宅医療の現状、課題及び展望
       筆頭発表者:森 広樹
P34 14:20 船橋市在宅医療支援拠点【ふなぽーと】の活動について
       筆頭発表者:松本 淳



プログラム委員会
運営・プログラム委員

 大平善之 (大会長:国際医療福祉大学医学部総合診療医学 主任教授)
 林 直樹 (事務局長:東武塚田クリニック 院長 千葉県支部 代表)
 山岸暁美 (副事務局長:慶応義塾大学医学部衛生公衆衛生学教室 あおぞら診療所)
 土橋正彦 (土橋医院 院長 千葉県プライマリ・ケア研究会 副代表世話人)
 岡田唯男 (亀田ファミリークリニック館山 院長 千葉県支部副代表 学会理事)
 和座一弘 (わざクリニック 院長 千葉県医師会 議長 千葉県支部 副代表)
 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科 教授)
 上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科 講師)
 松岡かおり(いけだ病院 院長 千葉県医師会 理事)
 光永伸一郎(千城台クリニック院長 千葉市)
 松永平太 (松永醫院 院長 南房総市千倉町)
 下 正宗 (東葛病院 臨床病理科)
 木下順二 (東京ベイ浦安市川医療センター 副管理者)
 藤田伸輔 (千葉大学予防医学センター臨床疫学 教授)
 川越正平 (あおぞら診療所 院長)
 松岡角英 (南浜診療所所長 船橋市)
 小田晃弘 (兒玉医院 松戸市)
 岩間秀幸 (亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
 高橋亮太 (亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
 金井貴夫 (東千葉メディカルセンター総合診療科)
 鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
 濱井彩乃 (安房地域医療センター総合診療科)
 村山 愛 (横芝光町立東陽病院 内科)
 杉谷真季 (桜新町アーバンクリニック)
 酒井郁子 (千葉大学大学院看護学研究科・看護学部 教授)
 中村 信 (中村内科クリニック 千葉県内科医会 会長)
 荻野美恵子(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター 教授)
 寺口恵子 (千葉県看護協会)
 眞鍋知史 (千葉県薬剤師会)
 関 幸夫 (千葉県歯科医師会)
 山崎潤子 (千葉県訪問看護ステーション協会)
 小川明宏 (千葉県理学療法士会)

問い合わせ先

第7回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会 事務局
事務局長:林 直樹
〒273-0042 千葉県船橋市前貝塚町565−12 東武塚田クリニック
Fax:047-430-3450
E-mail:office@primarycare-chiba.org