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大会長ご挨拶greetings

大会長 大平 善之(国際医療福祉大学医学部総合診療医学 主任教授)

第7回 日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会


 日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会も今回で7回目を迎え、諸先輩方が継続してこられた本会をここ千葉県で開催できますことを大変光栄に存じます。

 新専門医制度において総合診療が19番目の基本領域として認められ、今年4月から専攻医研修が始まりました。3年後に我が国で初めて誕生する総合診療専門医が、すでに地域医療の現場でご活躍されている医師、看護師、薬剤師等、医療・介護の多職種の皆様と協働していくための契機になればという思いを込め、今回は「地域医療を拓く総合診療が始まる!〜地域を支える新しい医療の潮流〜」をメインテーマとしました。 

 日本の総合診療領域を牽引する医師、プライマリ・ケア領域で活躍する看護師、薬剤師の方々を全国から演者としてお招きし、特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップ等、多種多様な教育コンテンツを準備しました。具体的には、まず2つの特別講演を予定しており、講師として千葉大学総合診療科 教授 生坂政臣 先生、千葉大学予防医学センター 教授 近藤克則 先生をそれぞれお招きしております。また、教育講演には、講師として横浜市立大学総合診療科 教授 太田光泰 先生、医療福祉生協連 家庭医療学開発センター長 藤沼康樹 先生、亀田ファミリークリニック館山 院長 岡田唯男 先生をお招きしました。さらに、多くのシンポジウム、ワークショップをご用意し、本学会会員の皆様はもちろん、会員ではない方々にもご興味を持って参加いただける、そしてご満足いただける内容ではないかと考えております。

 会場のある千葉市は、千葉県のほぼ中央に位置し、東京駅から電車で約40分と都内からのアクセスも良く、また、東京ディズニーリゾートなど県内に数多く点在する観光スポットへのアクセスも可能です。

 本学会会員、非会員を問わず、より多くの皆様に参加していただき、今回の地方会が、すでに地域医療の現場でご活躍されている医師、看護師、薬剤師等、医療・介護の多職種の皆様、総合診療領域の指導医の先生方、そして総合診療専門医を目指す専攻医、初期研修医、医学生の皆さんが交流する機会となれば幸いです。

 11月18日(日)に会場で皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております。